研究課題/領域番号 |
26670089
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
|
研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
黒田 一樹 福井大学, 医学部, 助教 (60557966)
|
研究分担者 |
佐藤 真 大阪大学, 連合小児発達学研究科, 教授 (10222019)
八木 秀司 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (10303372)
謝 敏カク 福井大学, 医学部, 助教 (40444210)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | myosin / actin / spine / hippocampus / シナプス / スパイン / アクチン / 自閉症 / ミオシン / NMDA受容体 / 海馬 / 大脳皮質 |
研究成果の概要 |
我々が見出したFILIPは成体の脳において梨状皮質の神経細胞で発現し、アクチン線維の動態を制御し、樹状突起上のスパインの形態や機能を制御していることを示した。このFILIPの関連分子であるFRM1 (FILIP-related molecule 1)は大脳皮質や海馬の神経細胞で発現しており、海馬神経細胞におけるFRM1の機能解析が重要であると考えた。海馬培養神経細胞においてFRM1はスパインの形態や細胞膜上のNMDAレセプタ2Aの発現に関与することを見出した。また大脳皮質や海馬の神経細胞でFRM1を欠損したcKOマウスは行動解析のおいて不安様行動を示すことを見出した。
|