研究課題/領域番号 |
26670094
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
荒木 伸一 香川大学, 医学部, 教授 (10202748)
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研究分担者 |
江上 洋平 香川大学, 医学部, 助教 (80432780)
川合 克久 香川大学, 医学部, 助教 (80534510)
林田 有史 香川大学, 医学部附属病院, 助教 (30615034)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 光線力学療法 / PI3K阻害剤 / がん細胞 / 顕微鏡 / 抗がん剤 / XL147 / 細胞死 / 前立腺がん細胞 / ライブイメージング / PI3キナーゼ阻害剤 / ライブセルイメージング |
研究成果の概要 |
新規抗がん剤として開発されたPI3K阻害剤XL147を、前立腺がん培養細胞にかけ青色波長の光を照射するとがん細胞表面にブレッブが形成され著しい細胞傷害がもたらされることがわかった。この細胞傷害効果の程度は、XL147の濃度と青色光の強さに依存する。活性酸素(ROS)蛍光検出薬での観察で、XL147存在下での光照射により細胞内にROSが産生されることが確認され、この細胞傷害はROSによるものと考えられる。青色光の照射量を低減することで、がん細胞にアポトーシス誘導することもできた。これらのことから、XL147はがん治療の光線力学療法の新規光感作剤として有望であると考えられる。
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