研究課題/領域番号 |
26670102
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
岡村 康司 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80201987)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | イオンチャネル / 膜電位 / リン脂質 / ペースメーカー / 脂質 / シグナル伝達 |
研究成果の概要 |
HCNチャネル(mHCN2のホモテトラマー)のPIP2感受性部位について、ツメガエル卵母細胞を用いた発現系で電気生理解析を行った結果、GV カーブの負の電位へのシフトとコンダクタンスの減少を見いだし、VSPを用いてHCNチャネルの活性を制御できることを見いだした。この変化は細胞毎のばらつきが大きく、cAMPに感受性のあるHCNチャネルにおいて細胞毎のcAMP量の違いがこの原因であると予測され、cAMP感受性を失う変異体をVSPと共発現をさせた。cAMP感受性を失った変異体ではHCNチャネルの電流量が小さく、HCNチャネルやVSPクローンの選別、および発現系細胞などの変更を検討する必要が生じた。
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