研究課題
挑戦的萌芽研究
概日リズムとは、生物の行動といった多様な生理機能に観察される約24時間の周期変動であり、ヒトを含む地球上の多くの生物に存在する。この生体リズムは、初期胚には存在せず、生物の発生期に形成されていくことが知られているが、このリズム形成の分子メカニズムは解明されていない。本研究の目的は、哺乳動物と共通の概日リズム制御機構を有するゼブラフィッシュを用いて独自に構築した化合物スクリーニング系により、生物の発生期の概日リズム形成に関わる分子を網羅的に探索した。この結果、生物の発生期の概日リズム形成に関わるERK経路等の細胞内シグナル経路とその下流で制御される転写因子を複数同定することに成功した。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件、 招待講演 2件) 備考 (1件)
Biochemical and Biophysical Research Communi cations
巻: 443 号: 3 ページ: 917-923
10.1016/j.bbrc.2013.12.100
http://www.tmd.ac.jp/mri/dbio/