研究課題
挑戦的萌芽研究
乳腺におけるカルシウムシグナルに焦点をあて、乳腺上皮細胞におけるストア作動性カルシウム流入の役割を解析した。まず、乳腺上皮細胞においてストア作動性カルシウム流入が活性化していることを明らかにした。次に、Stim1とStim2の両遺伝子を欠損するマウスの解析の結果、ストア作動性カルシウム流入が欠損した場合、未経産メスマウスの乳腺上皮細胞の発生や形成に影響はない一方、経産メスマウスではミルク分泌などが減少するため、産仔が発育不良となった。以上から、ストア作動性カルシウム流入は、乳腺上皮細胞の機能を正に制御することを明らかにした。
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