研究課題
挑戦的萌芽研究
マウス3T3-L1細胞において、低分子化合物を用いてスプライソソームの構成因子の機能阻害を行ったところ、濃度依存的な脂肪細胞分化の抑制が観察された。また、その抑制効果は、分化誘導段階においてスプライソソームの機能阻害を行うことによって顕著に観察された。また、各snRNAを個別に阻害した際にある特定のイントロンのみが抵抗性を示すことが明らかとなった。このような反応性の違いが、細胞分化に何らかの影響を与えていると考えられる。
すべて 2016
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Wiley Interdisciplinary Reviews: RNA
巻: 7 号: 4 ページ: 499-511
10.1002/wrna.1348