研究課題
挑戦的萌芽研究
E2A転写因子は核内でdot状の構造体(foci)を形成し、染色体ルーピングを介してT細胞受容体遺伝子の組換えを誘導する可能性が想定された。その分子機構を明らかにすることを目的として、E2Aの機能的複合体の構成因子を同定した。そのうちヒストンアセチル化酵素であるCBP/p300が、E2A fociと共局在し、E2A fociの形成に必要であった。さらに、E2AあるいはCBP/p300のノックダウンによりE2Aによる染色体ルーピングが阻害された。以上の結果から、E2A fociはCBP/p300に依存して形成されること、E2AとCBP/p300は染色体ルーピングに必要であることが明らかになった。
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http://www.shiga-med.ac.jp/~hqbioch1/public_html/publish.html
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