研究課題/領域番号 |
26670158
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
中村 俊一 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40155833)
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研究分担者 |
岡田 太郎 神戸大学, 大学院医学研究科, 准教授 (80304088)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | エキソソーム / S1P / スフィンゴシン・キナーゼ / Met / S1P受容体 / 癌微細環境 |
研究成果の概要 |
本研究では癌の悪性化に関与する分子としてMetに着目し、エキソソームへの輸送がS1Pシグナルの制御下にあるかを検討した。 ヒト・メラノーマB16-F10細胞を培養し、エキソソームを回収しMetの量を免疫ブロット法にて定量した。細胞をスフィンゴシン・キナーゼ(SK)阻害薬HACPTで処理した細胞に於いてはMetの量は有意に減少していた。しかしながら、SK2をsiRNAを用いてノックダウンしたところ、Met量の優位な減少は認められなかった。現在更にCRISPR/Casシステムを用いてSK2のノックアウト細胞を作製し、引き続きMet輸送とS1Pシグナルの関係を解析中である。
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