研究課題/領域番号 |
26670173
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
鶴山 竜昭 京都大学, 医学部, 特定教授 (00303842)
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研究分担者 |
羽賀 博典 京都大学, 医学研究科, 教授 (10252462)
宮川 文 京都大学, 医学研究科, 特定准教授 (90432385)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 急性心筋梗塞 / 質量分析 / 病理組織 / 心筋梗塞 / イメージング / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
急性心筋梗塞(AMI)の組織学的変化は初期にはほとんど見られないため、その診断を早期段階で行うことは困難である。我々は、梗塞組織前処理法を開発し、イメージング質量分析(IMS)を使用して、広い質量電荷比範囲でタンパク質の同定を可能にすることに成功した。 IMSデータは、ミトコンドリアのアデノシン三リン酸合成酵素アルファサブユニットや心筋関連タンパク質などのシグナルが、梗塞部位で有意に変化することを示していた。 結論として、心臓組織上において局所的な分子変化を直接同定することに成功した。 IMSは、AMIおよび他の病理学的研究のためのバイオマーカーの同定のための有望な技術であると考えられた。
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