研究課題/領域番号 |
26670186
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 神戸大学 (2016) 東京医科歯科大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
阿部 志保 神戸大学, 医学部附属病院, 特命助教 (30632111)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 造血幹細胞ニッチ / 骨髄異形成症候群 / CXCL12 / アポトーシス |
研究成果の概要 |
造血幹細胞由来の腫瘍であるMDSにおいて、骨髄ニッチ細胞とされるCXCL12陽性細胞と腫瘍の相互作用、病態との関連性を検討した。結果、MDS骨髄ではCXCL12陽性細胞は有意に増加し、これと近接したCD34陽性の腫瘍細胞はアポトーシス耐性を有していた。またCXCL12陽性細胞の多いMDS症例で病期進行が早い傾向が認められた。細胞実験においてもCXCL12産生性間質細胞とMDS由来血球細胞の共培養にて血球細胞のアポトーシス耐性と薬剤耐性の獲得が示され、この相互作用にCXCL12-CXCR4シグナルの存在が示された。これらの結果から、CXCL12を標的としたMDS新規治療戦略の有用性が示唆された。
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