研究課題/領域番号 |
26670189
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
橋詰 令太郎 三重大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (50456662)
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研究分担者 |
下條 尚志 藤田保健衛生大学, 医学部, 客員講師 (70410751)
高成 広起 大分大学, 医学部, 助教 (70723253)
黒田 垂歩 三重大学, 医学系研究科, 助教 (00391946)
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連携研究者 |
原 万里 三重大学, 医学部, 教務職員 (30176383)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 心筋再生 / 細胞質分裂 / 二核化 / プロテオミクス / 細胞周期 / 細胞分裂 |
研究成果の概要 |
哺乳類成体の心筋細胞は細胞分裂能を喪失しているとされ、齧歯類では生後約7日で急速に心筋細胞の二核化が進み、同時に分裂能を喪失する。本研究では、心筋プロテオーム解析により心筋細胞分裂に関与すると推定される蛋白質12種類を同定した。単離心筋細胞を用いた培養実験では、心筋細胞が分裂するか、二核化して細胞周期から脱するかの細胞運命は、ECT2活性化以前に既に決定されていることを見出した。この細胞運命は更に、少なくともPLK1活性化に依存しており、細胞周期の思いの外初期に運命決定がなされていることが分明となった。加えて、サルコメアの脱構造化は、分裂・二核化の双方で認められ、分裂に特異的ではなかった。
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