研究課題
挑戦的萌芽研究
ヘムオキシゲナーゼ1(HO-1)機能不全による術後性肺静脈狭窄誘導を検証するため培養平滑筋細胞を用いて実験を行った。ヘム添加後の平滑筋細胞は酸化ストレス誘導、ERK、NF-κB、STAT3活性化、細胞増殖/遊走、HO-1誘導を示した。術後性肺静脈狭窄病変は酸化ストレス陽性だがHO-1陽性細胞は認められなかった。ヘム暴露に対するHO-1機能不全が内膜肥厚をもたらすことを検証するためHO-1阻害実験を行ったが平滑筋増殖能に変化はなかった。仮説が検証できなかったため粥状動脈硬化におけるHO-1発現の意義を検討した。粥腫内泡沫化マクロファージのHO-1誘導能は障害され粥腫を不安定化していると思われた。
すべて 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 9件、 謝辞記載あり 3件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (17件) (うち招待講演 1件)
Amyloid
巻: -
Scientific Reports
巻: 6 号: 1 ページ: 19118-19136
10.1038/srep19118
120005689210
Biochimica et Biophysica Acta
巻: - 号: 6 ページ: 1339-1349
10.1016/j.bbamem.2016.03.021
Pathology International
巻: 65 号: 5 ページ: 264-270
10.1111/pin.12283
Molecular Medicine Reports
巻: 12 号: 4 ページ: 6037-6042
10.3892/mmr.2015.4200
巻: 12
Acta Histochemica et Cytochemica
巻: 47 号: 2 ページ: 35-43
10.1267/ahc.13033
130003390848
Journal of Medical Investigation
巻: 61 ページ: 270-277
130004822731
Journal of Neurology
巻: 261 号: 11 ページ: 2209-2217
10.1007/s00415-014-7491-8