研究課題/領域番号 |
26670205
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 国立研究開発法人国立国際医療研究センター |
研究代表者 |
狩野 俊吾 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 研究員 (50648409)
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研究分担者 |
駒木 加奈子 (安田 加奈子 / 安田 加奈子(駒木加奈子) / 駒木加奈子) 国立国際医療研究センター研究所, 室長 (50415551)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 突然変異 / 抗マラリア薬 / 変異原性 / シャトルベクター / コメットアッセイ / マラリア / 突然変異スペクトル / マラリア原虫 |
研究成果の概要 |
熱帯熱マラリア原虫が薬剤耐性を獲得する機序として抗マラリア薬投与による変異誘起の可能性を仮定し、マラリア原虫生体内の突然変異を大腸菌の系で選別するシャトルベクター系を開発した。この系を用いて、化学的突然変異誘起剤ENUならびに抗マラリア薬クロロキン(CQ)存在下で誘起される突然変異スペクトルの違いを見出したが、一方で、大腸菌生体内で不確定的に生じる突然変異と原虫のそれとの区別が煩雑であることが判明した。これを補うべく、コメットアッセイを用いて、CQ存在下でのマラリア原虫のDNA損傷を検出し、突然変異の前駆段階となるDNA損傷が起こりうる条件の選抜に有効であることを確かめた。
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