研究課題/領域番号 |
26670211
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
荒川 宜親 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10212622)
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研究分担者 |
和知野 純一 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 特任講師 (00535651)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 薬剤耐性遺伝子 / 水平伝播 / Acinetobacter baumannii / メンブレンベシクル / 薬剤耐性遺伝子伝達 |
研究成果の概要 |
細菌が産生する細胞外膜小胞(以下OMVs)にはDNA、RNA、タンパク質などが含まれている。私たちは、OMVs中のDNAには薬剤耐性遺伝子が含まれ、その薬剤耐性遺伝子が水平伝播するという仮説を立て、検証を開始した。臨床分離多剤耐性Acinetobacter baumanniiからOMVsを回収し、それを薬剤感性A.baumanniiに添加した。その結果、薬剤耐性遺伝子を含んだ10-kb超のDNA断片が、薬剤感性A.baumanniiの染色体DNA中に挿入される現象を確認した。これらDNA断片の挿入は、相同組換え機構によるものと考えられた。
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