研究課題/領域番号 |
26670238
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
田村 智彦 横浜市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50285144)
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研究分担者 |
黒滝 大翼 横浜市立大学, 医学部, 助教 (10568455)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 単核貪食細胞 / 貪食 / 前駆細胞 / 分化 / 造血前駆細胞 |
研究成果の概要 |
単球・マクロファージや樹状細胞は生体防御や組織恒常性維持に重要な単核貪食細胞(Mph)である。本研究で我々は、Mph除去剤クロドロネートリポソーム(CLL)をマウスに投与すると単球に加えてMph前駆細胞も消失することを発見した。これら前駆細胞は蛍光標識リポソームを取り込まなかったことから、間接的な作用の存在が考えられた。解析を進めると、CLL投与によってMphの分化増殖に関わるサイトカイン産生が増加しており、前駆細胞はこれに反応・分化した結果枯渇しているらしいことがわかった。以上の結果から、Mph前駆細胞はサイトカインを介して末梢の細胞数を感知・反応し、Mph系を保っていることが示唆された。
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