研究課題/領域番号 |
26670250
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
石埜 正穂 札幌医科大学, 医学部, 教授 (30232325)
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研究分担者 |
飯田 香緒里 東京医科歯科大学, 学内共同利用施設等, 教授 (90570755)
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連携研究者 |
本望 修 札幌医科大学, 医学部, 教授 (90285007)
水谷 修紀 東京医科歯科大学, 医学部, 名誉教授 (60126175)
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研究協力者 |
菅原 桂
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 細胞製剤 / 他家 / 同種 / 細胞調達 / 採取機関 / 仲介機関 / 再生医療 / 他家移植 / アロ細胞 / 法制度 / 細胞医薬品 |
研究成果の概要 |
本研究では、特に再生医療製剤の作製に必要な他家由組織を恒常的に調達するために、日本では何が欠けていて、それをどう克服すればよいかを模索した。医薬品として使用される生体組織の調達という点で、日本で動いている数少ない枠組みの1つは献血システムである。このシステムは公的な運営体制や教育の浸透に支えられて確立された。しかし、細胞治療等製品の場合は、血液製剤と異なり、材料の採取段階から製品ごとの多様なプロトコールに対応する必要があり、民間にこれを委ねざるを得ないものと考えられる。本研究では、他家再生医療の実現には、民間採取機関の法的な位置づけを明確にする制度の確立が最低限必要であるとの結論に達した。
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