研究課題/領域番号 |
26670303
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医学物理学・放射線技術学
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
立花 克郎 福岡大学, 医学部, 教授 (40271605)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | バブル / 超音波 / 造影剤 / 飽和溶液 / マイクロバブル |
研究成果の概要 |
本研究では、飽和溶解量以上に気体を溶解させた水(高圧過飽和溶液)に超音波を付与することで微細な気泡を生成できる現象に着目し、過飽和溶存水を併用した超音波薬物導入方法の検討を行った。超純水を0.5MPaに加圧して過飽和溶存水を作成した。白血病リンパ球HL60細胞混濁液を過飽和溶存水に混合し超音波を照射した。照射後、Propidium Iodide(PI)及びトリパンブルー色素により染色を行い、細胞内への薬物導入能及び、細胞生存率の評価を行った。超音波と過飽和溶存水との併用によりPIで染色された生細胞数の増加が見られ、高圧過飽和溶液は細胞に影響を与えた。また、超音波診断装置で造影効果も認められた。
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