研究課題/領域番号 |
26670305
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医学物理学・放射線技術学
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研究機関 | 医療法人徳洲会札幌東徳洲会病院付属臨床研究センター |
研究代表者 |
齋藤 博哉 医療法人徳洲会札幌東徳洲会病院付属臨床研究センター, がん研究部, 副部門長 (80524769)
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研究分担者 |
水上 裕輔 医療法人徳洲会札幌東徳洲会病院付属臨床研究センター, がん研究部, 部門長 (30400089)
田村 保明 北海道大学, 産学・地域協働推進機構, 特任教授 (80322329)
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研究協力者 |
Nabeel Bardeesy Massachusetts General Hospital Cancer Center, Associate Professor
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | Cryotherapy / IVR / がん / 凍結治療 / Cryo-immunology / 悪性腫瘍 / 凍結療法 / がん凍結治療 |
研究成果の概要 |
腫瘍の局所制御の選択肢として凍結治療がある。この治療法により原発巣のみならず転移巣が縮小するケースがあり、免疫学的効果を誘導している可能性が指摘されている。本研究では「凍り付いた腫瘍は、腫瘍崩壊とがん抗原分散を介し腫瘍免疫を賦活化する」という仮説のもと、これを裏付ける基礎データを得ることを目的とし、膵癌自然発症マウスより樹立した初代膵癌細胞を同系マウスへ移植する系を用い治療実験を行った。凍結治療により、原発巣の腫瘍縮小効果と仮想転移腫瘍の腫瘍縮小および腫瘍拒絶効果を認めた。このことから全身性免疫が誘導されることが示唆され、原発巣に対する介入に伴う転移性腫瘍への抗腫瘍効果の裏付けが得られた。
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