研究課題/領域番号 |
26670321
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
荒木 敦子 北海道大学, 環境健康科学研究教育センター, 准教授 (00619885)
|
研究分担者 |
三井 貴彦 山梨大学, 総合研究部, 准教授 (90421966)
池野 多美子 北海道大学, 環境健康科学研究教育センター, 客員研究員 (80569715)
Goudarzi Houman (GOUDARZI Houman) 北海道大学, 医学研究科, 助教 (40713607)
伊藤 佐智子 北海道大学, 環境健康科学研究教育センター, 特任講師 (90580936)
宮下 ちひろ 北海道大学, 環境健康科学研究教育センター, 特任准教授 (70632389)
|
連携研究者 |
岸 玲子 北海道大学, 環境健康科学研究教育センター, 特別招へい教授 (80112449)
|
研究協力者 |
アイツバマイ ゆふ 北海道大学, 環境健康科学研究教育センター, 特任助教 (90752907)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 環境 / 衛生 / フタル酸エステル / 第二次性徴 / 性ホルモン / 遺伝子 / 性腺機能 |
研究成果の概要 |
フタル酸エステル類はプラスチック製品の可塑剤として添加される物質で、内分泌かく乱作用が懸念される。しかし、疫学研究で胎児期曝露による児の第二次性徴発来への影響に関する報告はほとんどなかった。本研究では胎児期DEHP曝露と児の第二次性徴発来への影響に、出生時の性ホルモンが介在するかを検討した。北海道スタディ札幌コ-ホートに参加する児から、第二次性徴に関して150件(45.6%)の回答を得た。胎児期のフタル酸エステルDEHP曝露が高いと男児の第二次性徴発来を有意に遅らせることが明らかになった。一方、その影響は出生時の性ホルモンを介在しておらず、メカニズムの背景には性ホルモン以外の要因が示唆された。
|