研究課題/領域番号 |
26670329
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
|
研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
市原 学 東京理科大学, 薬学部薬学科, 教授 (90252238)
|
研究分担者 |
熊谷 信二 産業医科大学, 産業保健学部, 教授 (50250329)
|
連携研究者 |
豊國 伸哉 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90252460)
|
研究協力者 |
張 霊逸 東京理科大学, 薬学部, ポストドクトラルフェロー
張 堯 名古屋大学, 大学院医学系研究科
宗 才 東京理科大学, 薬学部, ポストドクトラルフェロー
杉江 茂幸 朝日大学, 歯学部, 教授
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 胆管がんの原因物質 / ジクロロプロパン |
研究成果の概要 |
オフセット印刷工場で多発した胆管がんの原因候補物質として1,2-ジクロロプロパン(DCP)が挙げられているが、過去の同物質を用いた動物実験は胆管がんの発生を示していない。本研究は同物質への感受性の種差がグルタチオンS-トランスフェラーゼの分布で説明できないことを示した。さらに本研究は、マウスにおいてDCPが胆管上皮細胞増殖と細胞死を誘導し、それら作用に肝臓代謝酵素P450が貢献していることを世界で初めて示した。本研究結果は、DCPが胆管がんの原因物質であることを強く示唆するものである。
|