研究課題/領域番号 |
26670348
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病院・医療管理学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
稲井 邦博 福井大学, 医学部, 講師 (30313745)
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研究分担者 |
法木 左近 福井大学, 医学部, 准教授 (30228374)
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連携研究者 |
木村 浩彦 福井大学, 医学部, 教授 (10242596)
井隼 彰夫 福井大学, 医学部, 名誉教授 (70142841)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | リスクマネージメント / 病理解剖 / オートプシー・イメージング / 医療関連死 / 環境調査 / 死因 |
研究成果の概要 |
これまで死のプロセスに着目した医療関連死の背景分析はなされていない。そこで死に至る重要な転帰(介在死因)に着目し医療関連死に関わる介在死因の探索を試みた。478病理解剖の後方視的解析で院内死亡に関わる38項目の介在死因が抽出され、1/3が潜在的に医療関連死に関わる介在死因であった。次にオートプシー・イメージング(Ai)における直接死因の究明精度を検証すると臨床診断より有意に高く、特に呼吸不全の診断に有用であった。Ai実施に伴うCT検査室の環境は、警察遺体の撮影で空中浮遊菌・真菌コロニーの増加、悪臭の上昇及び消臭時間の延長が認められた。今後当該科学データに基づく各種指針策定に活用予定である。
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