群馬大学医学部附属病院の総合診療外来に通院している40歳以上の患者(合計200名)に対して、骨粗鬆症の診断に関するアンケート調査を実施しました。骨粗鬆症の診断を受けている患者は高齢であり、過去と比べて身長が低くなり、やせ気味で、過去と比べて体重が減っていることが明らかになりました。この結果は過去の研究報告と一致するものでありました。そして、骨粗鬆症の早期発見を促進するための簡便な2項目質問法の開発を試みましたが、アンケートの回収率が46.5%(93名 / 200名)と低いこともあり、十分な検討が困難でした。今後、アンケート調査に同意いただく患者数を増やし更に検討を加える予定です。
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