研究課題/領域番号 |
26670387
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 |
研究代表者 |
奥瀬 千晃 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (00318940)
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研究分担者 |
山本 博幸 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 准教授 (40332910)
伊東 文生 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (90223180)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 肝細胞癌 / Sorafenib / 治療効果予測 / DNAメチル化 / VEGFR / PDGFR / pyrosequencing |
研究成果の概要 |
肝細胞癌は、原発性肝腫瘍の中で最も多い予後不良な癌である。マルチキナーゼ阻害薬であるソラフェニブは、肝細胞癌に用いられる分子標的治療薬である。ソラフェニブは、RAS/RAF/MAPKシグナル経路やVEGFR、PDGFRのチロシンキナーゼ活性を阻害し、腫瘍細胞増殖・血管新生抑制作用を示す。肝細胞癌細胞株や組織においてVEGFR1~3とPDGFR遺伝子のDNAメチル化を明らかにした。また末梢血中遊離DNAを用いて同様の解析をすることができた。肝細胞癌患者由来の末梢血中遊離DNAを用いたメチル化検出が、ソラフェニブの効果予測バイオマーカーになる可能性があり、その基盤的成果を得た。
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