研究課題/領域番号 |
26670403
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
小田 哲郎 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (40569290)
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研究分担者 |
山本 健 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (50363122)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 分子心臓学 / リアノジン受容体 / 酸化ストレス / カルモジュリン / ドメイン連関障害 / ダントロレン |
研究成果の概要 |
本研究は酸化ストレスがリアノジン受容体内(RyR2)のN末端-centralドメイン間の構造連関に及ぼす影響、さらにはRyR2安定化作用のあるFKBP12.6、カルモジュリン(CaM)などのRyr2結合タンパク、またRyR2スタビライザーであるダントロレンとの関わりを心筋細胞で検討した。研究成果としては心筋細胞への酸化ストレスはFKBP12.6のRyR2への結合親和性に影響を与えなかったが、CaMの結合親和性は有意に低下していた。さらに酸化ストレスは、RyR2内のドメイン連関障害を引き起こしたが、ダントロレンはCaMの結合親和性を高め、ドメイン連関障害を是正し、RyR2の安定化に寄与していた。
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