研究課題
挑戦的萌芽研究
ヒトiPS細胞は再生医療における最も魅力的な細胞源の1つである。臨床応用に向けて多くの課題が克服されつつあるが、最適な細胞移植法の開発は未だ解決されていない課題である。本研究では、配向するヒトiPS細胞由来心筋組織を構築することを目的として研究を行った。我々はまず3Dバイオプリンターを用いて格子状細胞接着性ゲルScaffoldを作製した。その後、心筋細胞を播種したところ心筋細胞が配向しかつ拍動する網目状構造物が得られた。この配向する心筋細胞のゲル構造体は、さらに大きな心筋組織を構築するためのパーツあるいは薬剤スクリーニングのためのツールとして利用されることが期待される。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 6件)
Cell Metab
巻: 23 号: 4 ページ: 663-74
10.1016/j.cmet.2016.03.001
Stem Cells Translational Medicine
巻: 3 号: 12 ページ: 1473-83
10.5966/sctm.2014-0072