研究課題/領域番号 |
26670432
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
伊藤 裕 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40252457)
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連携研究者 |
洪 実 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (50631199)
門川 俊明 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (80286484)
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研究協力者 |
平塚 健 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 博士課程大学院生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ES細胞 / 尿細管 / 転写因子 / 腎臓 / 転写調節因子 |
研究成果の概要 |
我々は、腎尿細管への分化誘導に関わる転写因子を明らかにするために転写調節因子を自在に誘導できるヒトESバンクのマイクロアレイデータを用いて網羅的解析を行った。複数個の候補となる転写因子が明らかになり、これらを合成mRNAの形でヒトES細胞に導入することで5日間で中間中胚葉のマーカーであるOSR1を初め近位尿細管のマーカーであるAQP1, MEGALINのmRNAレベルでの上昇、さらに、AQP1, LTLの蛋白レベルでの発現が確認できた。今回、我々は近位尿細管の分化誘導に必須となる転写因子を同定し、合成mRNAを用いた全く新しい分化誘導方法を示すことに成功した。
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