研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、pH 非崩壊型ニトロキシドラジカル含有ナノ粒子(RNP-O)が動脈硬化を抑制しうるか、動脈硬化モデルLDL受容体欠損マウスを用いて解析した。コントロール群に比べてRNP-O群の動脈硬化形成は有意に減少した。体重、血中の総コレステロール、HDLコレステロール、non-HDLコレステロール、血中および腸管の酸化ストレスには、群間での差は認められなかった。腸内細菌叢の検討から、control群と比較してRNP-O群ではある特定の門に属する最近グループの減少が認められた。したがって、RNP-Oは腸管において腸内細菌叢の組成の変化を介して抗動脈硬化作用を発揮する可能性が示唆された。
すべて 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 5件) 備考 (1件)
Diabetes.
巻: 64(3) 号: 3 ページ: 775-84
10.2337/db14-0158
Endocrinology
巻: 155(12) 号: 12 ページ: 4706-4719
10.1210/en.2014-1113
Biochem Biophys Res Commun.
巻: 450(1) 号: 1 ページ: 318-23
10.1016/j.bbrc.2014.05.113
Scientific Reports
巻: 4 号: 1 ページ: 5312-5312
10.1038/srep05312
Nat Commun
巻: 5 号: 1 ページ: 3147-3147
10.1038/ncomms4147
http://www.u-tsukuba-endocrinology.jp/