研究課題/領域番号 |
26670471
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
新井 文用 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90365403)
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研究協力者 |
MacArthur Ben D. 英国、サウサンプトン大学
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 造血幹細胞 / 自己複製 / 細胞分裂 / 自己複製分裂 / Angpt1 / Bmi1 / 老化 / 人工神経回路 / 対称分裂 / 非対称分裂 |
研究成果の概要 |
造血幹細胞数は対称・非対称分裂のバランスにより制御されている。我々は、Aniopoietin-1 (Angpt1)が幹細胞の娘細胞間の対称性遺伝子発現を誘導し、自己複製分裂を増加させることを見出した。そこで、Angpt1によって対称性発現が誘導されるBmi1について、自己複製分裂の誘導に対する機能解析を行っている。また、Angpt1が造血幹細胞の自己複製を選択的に誘導するか解析したところ、その作用は自己複製分裂の確率の増加であることを明らかにした。さらに、造血幹細胞の分裂による老化に対するAngpt1の機能を解析したところ、Angpt1は老化に対して抑制的な作用があることが明らかとなった。
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