研究課題/領域番号 |
26670480
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
善本 知広 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (60241171)
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研究分担者 |
藤枝 重治 福井大学, 医学部, 教授 (30238539)
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連携研究者 |
高野 裕久 京都大学, 工学部, 教授 (60281698)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アレルギー性鼻炎 / 環境微粒因子 |
研究成果の概要 |
環境微粒因子PM2.5の大部分を占めるディーゼル排気微粒子(DEP)のアレルギー性鼻炎に対する影響が社会的問題となっている。しかし、その増悪機構は全く不明である。我々は花粉特異的アレルギー性鼻炎モデルマウスを用いて、DEPのアレルギー性鼻炎に対する影響を検討した。その結果、DEPは鼻粘膜上皮細胞のバリア機能(タイトジャンクション)を破壊する結果、アレルゲンの上皮細胞透過性が亢進することで、アレルギー性鼻炎を悪化させた。更に、抗酸化剤 (N-アセチルL-システイン) を点鼻するとDEPによるタイトジャンクションの破壊を抑制し、それに伴い鼻炎症状の悪化を抑制した。
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