研究課題
挑戦的萌芽研究
多剤耐性菌の臨床分離株を用いた実験系により、静注用免疫グロブリン製剤による好中球の貪食能、殺菌能およびオートファジーなどの増強効果を明らかにした。また、菌を内包するオートファゴソーム数の増加も認めた。さらに、オートファジー抑制実験系により、好中球の殺菌能におけるオートファジーの貢献を明らかにした。同様の効果が、造血幹細胞移植後で免疫抑制剤投与中の患者の好中球でも認められた。易感染性患者における多剤耐性菌感染症に対して、オートファジー機構を介した好中球機能の活用による治療法の有用性が期待される。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (3件) 備考 (3件)
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