研究課題/領域番号 |
26670485
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
感染症内科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
岸田 綱郎 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00370205)
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連携研究者 |
中屋 隆明 京都府立医科大学, 医学研究科, 教授 (80271633)
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研究協力者 |
扇谷 えり子 京都府立医科大学, 医学研究科, 助教 (80300820)
渡邉 映理 京都府立医科大学, 医学部, 助教 (20433253)
新屋 政春 京都府立医科大学, 医学部, プロジェクト研究員 (10405277)
江島 晃佳 京都府立医科大学, 医学部, 研究員
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 感染症治療学 |
研究成果の概要 |
HIV感染の治療には、プロテアーゼ阻害薬や逆転写酵素阻害薬など、ウイルスの特定のたんぱくを阻害する薬剤が功を奏しているが、感染細胞の染色体に組み込まれたHIVゲノムを特異的に切断、除去することは、これまで可能ではなかった。最近になって、染色体上の任意の配列を特異的に改変する技術が、哺乳動物細胞においても可能となった。そこで本研究では、この染色体改変技術を用いて、HIVゲノムを切断、除去する手法を開発することを目的として行った。その結果、ヒト細胞に感染させたレンチウイルスのゲノム配列を切断しトランケートすることに成功した。本研究の成果は、HIV感染症に対する根治療法をもたらす可能性が期待できる。
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