研究課題/領域番号 |
26670496
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
小島 勢二 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20313992)
|
研究分担者 |
奥野 友介 名古屋大学医学部附属病院, 先端医療・臨床研究支援センター, 特任講師 (00725533)
加藤 太一 名古屋大学医学部附属病院, 小児科, 講師 (20422777)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 川崎病 / 次世代シーケンス / 感染症 / 自己免疫疾患 / 制御性T細胞 / 次世代シークエンサー |
研究成果の概要 |
川崎病の病因は未だ不明である。我々は、最近、川崎病発病時のCD4+CD25+Foxp3+制御性T細胞(Treg)が極度に減少していることを発見した。一方、従来の研究では、川崎病発病時の30%の患児から市中感染でしばしばみられる病原体が検出される。以上から、川崎病の発病以前に、Tregを減少させる感染症が起こり、さらに川崎病の発症には第2の感染症が関わるとの仮説を持つにいたった。しかしながら、この仮説に基づいて、収集できた発病前あるいは発病直後と考えられる4検体について全DNA/RNA解析を行ったが、いずれについても病原体の確定には至らなかった。
|