研究課題/領域番号 |
26670507
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
|
研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
齋藤 伸治 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00281824)
|
研究分担者 |
吉浦 孝一郎 長崎大学, 原爆後障害医療研究所, 教授 (00304931)
井原 義人 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (70263241)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | Gillespie症候群 / 小脳萎縮 / 虹彩欠損 |
研究成果の概要 |
Gillespie症候群(GS)は小脳失調、知的障害、無虹彩を特徴とする稀な疾患である。原因は不明であったが、私たちは日本人GS患者を集積し、全エキソーム解析を行い、原因遺伝子Aを同定した。同定された変異はすべてde novo変異であり、遺伝子AのC末端側に集積していた。C末端以外の場所の変異では小脳失調は起こすが、無虹彩は合併しない。そこで、私たちは遺伝子AのC末端には虹彩発生に関連するアイソフォームが存在するとの仮説を立て、マウスを用いた一連の実験を行った。その結果、遺伝子AのC末端に虹彩特異的転写産物を見いだし、仮説が正しいことを証明した。
|