研究課題/領域番号 |
26670508
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
細井 創 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20238744)
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研究分担者 |
家原 知子 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (20285266)
桑原 康通 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (30590327)
菊地 顕 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任助教 (40453104)
宮地 充 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40584983)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 小児がん / 免疫療法 / 横紋筋肉腫 / 免疫チェックポイント / PD-L1 / PD-1 / 融合遺伝子 |
研究成果の概要 |
横紋筋肉腫の生存率は概ね改善したものの、PAX3-FOXO1陽性横紋筋肉腫の予後は不良である。我々は新規治療として免疫療法に着目し、検討を行った。本検討により、横紋筋肉腫特異的融合遺伝子であるPAX3-FOXO1はPD-L1の発現を亢進させ、抗腫瘍免疫に対し抑制的に働くことが示唆された。PAX3-FOXO1陽性横紋筋肉腫は、PD-L1を介してCD8陽性T細胞を抑制することにより、腫瘍免疫から逃避している可能性が示唆された。PD-L1を介した免疫逃避を抑制し、抗腫瘍免疫を高めるPD-1経路阻害薬はPAX3-FOXO1陽性横紋筋肉腫の新規治療法となり得ると考えられた。
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