研究課題
挑戦的萌芽研究
平成24-25年度に収集済みの自主臨床試験データ、ベースライン(投薬開始前)/オキシトシン点鼻剤6週間投与後/プラセボ点鼻剤6週間投与後の動画記録54点(3時点 × 高機能自閉スペクトラム症当事者18名)から視線・表情を定量分析した。これらの動画は、Autism Diagnostic Observation Scheduleを実施中の被験者の反応を記録していた。またこれらの動画の音声記録54点から声色・抑揚の定量分析も行った。その結果、オキシトシン投与によって対人場面での無表情の割合が有意に減少する、すなわち表情が豊かになるといった結果を得ており、現在論文投稿を準備中である。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 5件)
Brain
巻: 137 号: 7 ページ: 3073-3086
10.1093/brain/awv061
Mol Psychiatry
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