研究課題/領域番号 |
26670536
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
橋本 隆紀 金沢大学, 医学系, 准教授 (40249959)
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連携研究者 |
川端 梨加 金沢大学, 医学系, 研究員 (70726207)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | モデルマウス / 脳神経疾患 / 遺伝子改変マウス |
研究成果の概要 |
統合失調症の大脳皮質におけるパルブアルブミン(PV)陽性ニューロンの変化とGABA-A受容体α1サブユニット(GABA-Aα1)の発現低下の因果関係を明らかにするために、それぞれの変化を再現した遺伝子操作マウスの大脳皮質を解析した。GABA-Aα1ノックアウトマウスでは、GABA合成酵素GAD67やPVの発現に変化は認められなかった。PVニューロン特異的GAD67ノックアウトマウスでも、GABA-Aα1の発現に有意な変化は認められなかった。統合失調症におけるPVニューロンの変化とGABA-Aα1の発現低下の間の因果関係は支持されず、両者は他の上流メカニズムにより生じていると考えられた。
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