研究課題/領域番号 |
26670540
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
武井 教使 浜松医科大学, 子どものこころの発達研究センター, 教授 (80206937)
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連携研究者 |
大須賀 優子 浜松医科大学, 子どものこころの発達研究センター, 特任研究員 (50767928)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | Japan Vctimizatin Scale / 信頼性と妥当性 / 学校安全調査 / 危険因子 / いじめ被害実態 / 学校風土 / いじめ被害頻度尺度 / 学校風土尺度 / いじめ実態把握尺度 / school climate尺度 / いじめ被害頻度 / 児童生徒被害頻度と保護者把握のかい離 |
研究成果の概要 |
生徒間のいじめ被害を測定する尺度「Japan Victimization Scale : JVS」を作成し、その信頼性と妥当性を確認した。本研究により漸く我が国で初めていじめ被害の科学的測定が可能となったことになる。JVSを使用し小4から中3の5518名を対象とした調査研究では、小学生の41%、中学生の29%に何らかのいじめ被害経験があること、被害率は保護者の把握の5倍に上ることが明らかになった。いじめ被害に関連する因子として、加害経験、友達の人数、ネットの使用時間、学校風土、抑うつ、不安等が明らかになった。この成果から、危険因子に焦点を当てたいじめ予防の介入研究への展開が期待される。
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