研究課題/領域番号 |
26670544
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
山田 和男 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (70255553)
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研究協力者 |
鎌形 英一郎
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 月経前不快気分障害(PMDD) / EQ-5D / 質調整生存年(QALY) / 生活の質(QOL) / 直接コスト / 増分費用対効果(ICER) / 費用対効果受容曲線(CEAC) / 支払意思額 / うつ病 / 自己記入式簡易抑うつ症状尺度(QIDS-SR) / コスト |
研究成果の概要 |
本研究は、うつ病の辺縁疾患である月経前不快気分障害(PMDD)患者の質調整生存年(QALY)の喪失と、PMDDに対する薬物療法の費用対効果を調査することを目的とした。PMDD患者のQALYの予測損失は約0.2年と計算された。薬物療法によるQALYの予測改善は、約0.2年と計算された。薬物療法のQALYあたりの費用対効果は823,000円と算出されたことより、薬物療法はPMDDに対して費用対効果が高い治療法であると考えられた。費用対効果受容曲線解析では、QALYあたりの支払意欲が400万円を超える場合はエスシタロプラムが、200万円以下の場合はセルトラリンが、より優れている傾向があった。
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