研究課題/領域番号 |
26670561
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
猪俣 泰典 島根大学, 医学部, 教授 (90176462)
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研究分担者 |
稗田 洋子 島根大学, 医学部, 助教授 (00181058)
玉置 幸久 島根大学, 医学部, 講師 (40457099)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | hydrogen peroxide / radiation therapy / radiosensitizer / 過酸化水素 / 放射線増感 / 放射線治療 / 放射線増感剤 / 抗酸化酵素 / アポトーシス |
研究成果の概要 |
放射線治療に過酸化水素を併用することによる抗腫瘍効果を明らかにした。 進行・再発乳がんや再発・転移腫瘍に対して放射線治療の直前に、表在性がんでは過酸化水素水ガーゼを腫瘍部に塗布、深部腫瘍に対しては腫瘍局所に週2回の割合で腫瘍内に均一に過酸化水素水を含有するヒアルロン酸ナトリウムを20Gy照射後より注入し1回2Gy、週5回照射法にて総計18Gy-66Gy行った。 治療患者の治療効果は極めて良好で奏効率は90%で、通常の放射線治療では制御が極めて困難である症例に対してすぐれた放射線増感効果を得た。組織学的には腫瘍部に高度な壊死が生じた。
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