研究課題/領域番号 |
26670601
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
大橋 朋史 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (20723620)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ナノ粒子 / 固形腫瘍 / インドシアニングリーン (ICG) / イメージング / インドシアニングリーン(ICG) |
研究成果の概要 |
炭酸アパタイト粒子内にインドシアニングリーン(ICG)を直接内包させることに成功した。In vitro実験では ICG単独投与と比較してICG内包炭酸アパタイト粒子投与1, 3, 6時間で1.5-2倍程度のICGの取り込み上昇がみられた。動物実験では、2時間-6時間でICG内包炭酸アパタイト粒子の方が腫瘍内へのICGの取り込みが1.5-2倍程度増強していることが分かった。静脈内投与した炭酸アパタイト粒子は、腹腔内投与した腫瘍集積を増強させたが、そのメカニズムとして細胞接着因子であるインテグリン β1の発現低下による腫瘍間質液圧の減少によるEPR効果の増強が考えられた。
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