研究課題
挑戦的萌芽研究
現在、がん治療の分子標的薬の多くはキナーゼ阻害剤であるが、薬剤感受性の違いや耐性化が問題であり、薬効予測マーカーや耐性化メカニズムの解明が必要である。本研究では、それらのキナーゼの基質のリン酸化レベルを網羅的に定量しキナーゼ活性を予測することで、薬効予測マーカー探索及び薬剤耐性化のメカニズムの検討を行った。具体的には、大腸がん治療に用いられているcetuximabに対する感受性と耐性の大腸がん細胞株のリン酸化プロテオーム解析により、薬効予測マーカー候補となるリン酸化タンパク質やキナーゼを同定した。同時に、cetuximab耐性に関与するキナーゼ群を同定し。それらの阻害剤を用いた検証に成功した。
すべて 2016 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (14件) (うち国際共著 1件、 査読あり 14件、 オープンアクセス 7件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 1件、 招待講演 10件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件)
Scientific Reports
巻: 6 号: 1 ページ: 231410-231410
10.1038/srep21410
Sci Rep
巻: 6 号: 1 ページ: 24823-24823
10.1038/srep24823
Methods Mol Biol
巻: 1394 ページ: 87-100
10.1007/978-1-4939-3341-9_7
巻: 1355 ページ: 85-101
10.1007/978-1-4939-3049-4_6
Data in Brief
巻: 5 ページ: 726-729
10.1016/j.dib.2015.10.018
Oncogene
巻: in press 号: 32 ページ: 4177-4189
10.1038/onc.2014.345
PloS One
巻: 10 号: 5 ページ: e0126483-e0126483
10.1371/journal.pone.0126483
Cell Biology International
巻: 39 号: 4 ページ: 446-456
10.1002/cbin.10413
J Biol Chem
巻: 290 号: 17 ページ: 10891-904
10.1074/jbc.m115.643882
Biochemical Journal
巻: 471 号: 1 ページ: 67-77
10.1042/bj20150372
PloS one
巻: 10 号: 5 ページ: 0126562-0126562
10.1371/journal.pone.0126562
120005947126
PLoS One
巻: in press
Journal of proteome research
巻: 13 号: 12 ページ: 5461-5470
10.1021/pr500845u
Mol Cell Proteomics.
巻: M113 号: 6 ページ: 37093-37093
10.1074/mcp.m113.037093
http://www.nibiohn.go.jp/proteome/index.html