研究課題/領域番号 |
26670630
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
呼吸器外科学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
佐原 寿史 鹿児島大学, 医用ミニブタ・先端医療開発研究センター, 准教授 (90452333)
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研究分担者 |
山田 和彦 鹿児島大学, 医用ミニブタ・先端医療開発研究センター, 教授 (40241103)
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連携研究者 |
清水 章 日本医科大学, 医学部, 教授 (00256942)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 移植・再生医療 / 臓器保存 / 高圧 / 非凍結 / クラウン系ミニブタ / 肺移植 / 前臨床研究 / 虚血再灌流障害 |
研究成果の概要 |
高圧の印加により、液体を不凍結状態に保ったまま液体を超低温に保つことが可能であることは、水の固液平衡曲線から示されている。本研究ではこの自然現象の移植医療への応用を目指し、圧力印加・不凍結状態(過冷却状態)で、従来よりも長時間の肺の低温保存方法の確立を目指す実験を、前臨床研究としてMHC確立クラウン系ミニブタを用いたMHC不適合間肺移植実験により行った。30-60MPaを一過性に肺に印加した後に肺移植を行ったものの、組織学的にも肺胞内出血や浮腫などの虚血再灌流障害を呈する急性移植肺機能不全状態に陥り、末梢気管支に残存する空気に対する圧力の影響を回避する方法の確立が必要であることが示唆された。
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