研究課題/領域番号 |
26670632
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳神経外科学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小林 浩之 北海道大学, 大学病院, 講師 (70374478)
|
研究分担者 |
寺坂 俊介 北海道大学, 医学研究科, 准教授 (10447055)
工藤 信樹 北海道大学, 情報科学研究科, 准教授 (30271638)
志賀 哲 北海道大学, 医学研究科, 准教授 (80374495)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 神経膠腫 / 音響力学療法 / ポルフィリン誘導体 / アミノレブリン酸 / PET / 超音波 / 悪性神経膠腫 / 悪性脳腫瘍 |
研究成果の概要 |
悪性神経膠腫は難治性悪性腫瘍で手術や放射線化学療法を行っても予後は不良である。そこでこれまでとは異なる治療法の開発が必要とされてきた。今回我々の研究グループは超音波とそれに反応する音響感受性物質を組み合わせた音響力学療法の効果を悪性神経膠腫細胞株を用いて行った。音響感受性物質としてアミノレブリン酸などのポルフィリン関連物質を用いた。結果、神経膠腫細胞に対して音響力学療法に殺細胞効果があることが証明され、さらにアポトーシス誘導がその細胞障害のメカニズムであり、その程度はポルフィリン製剤の細胞取り込みの量に依存することが確認された。本結果から音響力学療法が新規治療として有望であることが示唆された。
|