研究課題/領域番号 |
26670686
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
正田 丈裕 京都大学, 医学研究科, 助教 (60335263)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 肝移植 / 再灌流症候群 / 弛緩性血管作動物質 / 血管弛緩物質 / 予測因子 / 血管拡張物質 |
研究成果の概要 |
肝移植では、ドナーの肝臓の門脈と肝静脈をレシピエントの血管に吻合した後に血液を灌流するが、その際異常な低血圧が引き起こされる。この現象は再灌流症候群と称されている。再灌流症候群は、冷却された保存液で満たされていた肝臓の血管内を血液が通った後に全身に流れる際に血管弛緩物質が全身に流れるためと考えられる。 今回、再灌流症候群の血管弛緩物質の本態を探索した結果、アデノシン三リン酸(ATP)がその候補として浮上したが、まだ確定には至っていない。 PRSは肝移植患者の術後死亡率や有病率と関連するといわれており、そのメカニズムを解明することは肝移植患者の予後を改善することが期待される。
|