研究課題/領域番号 |
26670687
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
谷本 圭司 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (30378632)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 静脈麻酔薬 / 下垂体前葉 / プロオピオメラノコルチン / 電位依存性カルシウムチャネル / Caチャネル / サイクリックAMP / マイクロRNA |
研究成果の概要 |
プロオピオメラノコルチン(POMC)はACTHやβエンドルフィンの前駆体であり、生体のストレス反応に重要な役割を果たすタンパクである。本研究では、脳下垂体前葉由来細胞株AtT-20において脱分極刺激により誘導されるPOMC産生に対して静脈麻酔薬が及ぼす作用について、POMC遺伝子プロモーター活性を測定することにより評価した。静脈麻酔薬プロポフォール、チオペンタール、ミダゾラム、ジアゼパムは、脱分極刺激により誘導されるPOMC産生を抑制したが、この抑制作用はGABAA受容体やベンゾジアゼピン受容体を介さず、電位依存性Ca2+チャネルを抑制することによると考えられた。
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