研究課題/領域番号 |
26670691
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
後藤 隆久 横浜市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00256075)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 行動実験 / 麻酔薬 / 恐怖記憶 / ミダゾラム |
研究成果の概要 |
ミダゾラムには心的外傷後ストレス障害のフラッシュバックを減弱させる効果があることが報告されている。しかしながら、この効果が自律神経反応を低下させるのか、不快情動体験記憶そのものを忘却させるのかは不明であった。本研究では強い自律神経反射を伴わない課題であるモリス水迷路テストおよび物体再認テストを用いて、記憶そのものへのミダゾラムの効果を検討した。結果であるが、いずれの行動課題に対してもミダゾラムは効果を有さず、ミダゾラムの効果は過剰な自律神経反射の減弱によるものではないかと考えられた。
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