研究課題/領域番号 |
26670705
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
橋谷 光 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (10315905)
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研究分担者 |
西川 信之 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 研究員 (30722748)
三井 烈 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (90434092)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 低活動膀胱 / 平滑筋 / 粘膜筋板 / 副甲状腺ホルモン関連ペプチド / TRPV4チャネル / 血小板由来成長因子α受容体 / SK3チャネル / 副甲状腺ホルモン関連蛋白 / カルシウム活性化カリウムチャネル / PDGFRα陽性間質細胞 / 小コンダクタンスカルシウム活性化カリウムチャネル / 排尿筋平滑筋 / 膀胱粘膜筋板 / 活動電位 / ぺリサイト |
研究成果の概要 |
排尿筋および粘膜筋板の自発収縮制御における膀胱の内在性弛緩機構の役割を調べた。伸展により排尿筋から放出されるPTHrPは粘膜筋板よりも排尿筋で強い抑制を示した。カルシウム透過性伸展活性化TRPV4チャネルは排尿筋および粘膜筋板に発現し、TRPV4からのカルシウム流入はBKチャネルを選択的に活性化して自己制御システムとして機能していることが示唆された。SKチャネル開口薬は排尿筋、粘膜筋板で活動電位の後過分極を延長したことから、SKチャネルはPDGFRα陽性細胞のみならず平滑筋にも発現していると考えられた。これら内在性弛緩機構のアップレギュレーションは低活動膀胱を来しうると考えられた。
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