研究課題/領域番号 |
26670708
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究 |
研究代表者 |
櫛引 俊宏 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, 医学教育部医学科専門課程, 准教授 (30403158)
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研究分担者 |
堀口 明男 防衛医科大学校, 泌尿器科学講座, 講師 (20286553)
東 隆一 防衛医科大学校, 形成外科学講座, 講師 (00531112)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 尿道再建 / 生体材料 / 上皮細胞 / 尿道再建術 / 口腔粘膜組織 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、重篤な尿道狭窄症に対して少量の口腔粘膜組織と細胞足場材料を用いた新しい尿道再建手術を開発することである。現状では、尿道再建手術時に広範な口腔粘膜組織を代用組織として使用しているが、患者への侵襲性が高く、合併症のリスクも高い。本研究では、少量の口腔粘膜組織から上皮細胞を分離し、上皮細胞の生着と増殖に必要な因子の同定を試みた。その結果、ヒト口腔粘膜上皮細胞の増殖には適切な濃度のインスリンが必須であった。今後、患者の口腔粘膜上皮細胞を尿道狭窄部位へ移植後、インスリンを必要な期間だけ移植部位に滞留させる材料を用いて、上皮細胞層を形成させる必要があると考えられた。
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