研究課題/領域番号 |
26670739
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
吉崎 智一 金沢大学, 医学系, 教授 (70262582)
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研究分担者 |
遠藤 一平 金沢大学, 附属病院, 助教 (30547154)
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連携研究者 |
笠原 善弥 金沢大学, 大学附属病院, 医員 (00707573)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 頭頸部癌 / シスプラチン / drug delivery system / アニオン型シスプラチン / 骨浸潤 / ミセル化薬剤 |
研究成果の概要 |
近年DDSを目的とした1Pt(カチオン型シスプラチン)および3Pt(アニオン型シスプラチン)という2つの新規薬剤が開発された。これらは従来のシスプラチンを電荷型にすることで、腎毒性をなくすことに成功したものである。さらに1Ptは芳香族環を有すことから高い抗癌活性をもち、従来のシスプラチンを上回る効果が期待される。また3Ptはリン酸基が骨成分に高吸着性を示す。我々はこれらの新規薬剤の臨床応用に向けた、トランスレーショナルリサーチとして、頭頸部扁平上皮癌細胞株を用いたin vitroおよび in vivoの薬剤評価実験を行い、シスプラチンに比べて高い骨移行性を確認した。
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