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核磁気共鳴を用いた滲出型加齢黄斑変性に対する抗VEGF治療の反応性予測法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 26670753
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 眼科学
研究機関京都大学

研究代表者

吉村 長久  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70211662)

研究分担者 小池 薫  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10267164)
平川 慶子  日本医科大学, 医学部, 助教 (30165162)
辻川 明孝  香川大学, 医学部, 教授 (40402846)
西山 慶  独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), その他部局等, 研究員 (90447970)
中西 秀雄  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (80724278)
佐藤 格夫  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (30409205)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード前房水 / 核磁気共鳴 / 加齢黄斑変性 / ポリープ状脈絡膜新生血管症 / 核磁気共鳴法 / パターン認識 / 血清
研究成果の概要

遺伝子型や前房水VEGF濃度の測定など、従来から行われている方法では、典型的加齢黄斑変性(tAMD)とポリープ状脈絡膜血管症(PCV)を識別することは難しい。生体試料を核磁気共鳴(NMR)計測し、ケモメトリクスを用いてデータ解析する方法は、試料に含まれる豊富な情報を活用できるので、個々の試料の識別に役立つ。我々はこの手法によって、両疾患の識別が可能か検討した。まず、前房水の検体測定に最適なNMR計測値の取得法および信号処理法を開発した。次に、前房水58検体のNMR信号処理を行い、PLS-DA法によるクラス分類を行ったところ、両群は個々にクラスター化する傾向が見られた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

前房水を生体試料とした核磁気共鳴(NMR)計測の報告は、これまでない。前房水のNMR計測値の取得法および信号処理法を開発したことで、眼科領域におけるNMR計測の応用の可能性を広げた点は、学術的意義が高いと考える。
また、NMR計測が、典型的加齢黄斑変性とポリープ状脈絡膜血管症を識別するための新たな手法となる可能性を示すことができた。眼底造影検査はアナフィラキシーショックの危険性がある検査であり、造影剤を用いずに両疾患を識別する新たな手法の可能性を示した点は、臨床的・社会的意義が高いと考える。

報告書

(3件)
  • 2015 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2014 実施状況報告書

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公開日: 2014-04-04   更新日: 2020-03-30  

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